2006年7月27日木曜日

ステルス

映画「ステルス」を鑑賞しました。
大雑把にいけば、人工知能を持ったステルス戦闘機の話です。
最終的にその戦闘機は不慮の事故で感情を持つ存在になります。
その結果、人間を殺してしまうことにもなりますが、
最終的には主人公とヒロインを助けます。
でも、死んだ人間の仲間には敬意を表し、
壊れてしまった人工知能には敬意を表さないで終わってしまいます。
そうなると、思想として全然現在と変らないんじゃないのかと思います。
アメリカ的と言えば、アメリカ的なのかもしれません。
人工知能に感情まで持たせるストーリー展開をしておきながら、
結局、機械は人間とは違う扱いだよってことで終わる。
この映画の意味が分かりません。
鉄腕アトムだって、ロボットだけど、
彼を人間として扱っている人を正義として描いているのに。
学習が出来、意思を持って行動が出来、感情がある。
果たして、何を持って人間というのでしょうか。
人間として、他にもっていれば人間と呼べるのか。
もっと他にあるのかもしれないけれどもそこが分からない映画です。

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