2007年9月25日火曜日

香椎駅

久しぶりに香椎駅を通過しました。
高校3年の時に、香椎駅で交際を申し込んだことを思い出しました。
高校時代では唯一の告白でした。
今から10数年まえのことです。

その当時、その子のことがとても好きでその子と喋れなくなるのが怖くて
ずっと告白できずにいました。
あるとき、共通の知人にその子の気持ちを聞かされ、やっと告白することができました。

結局、ちゃんと向き合えたのは、
卒業式から離れ離れになる1~2ヶ月くらいの間と遠距離で長電話している時だけでした。

今でもずっと気になっているのですが、
最後にその子、言った言葉が誤解されているのではないかと思っています。
「友達でもいいから、ずっと何かしら連絡を取っていたい」みたいなことを言いました。
ある意味で恋人ではなく、友達でいいともとれる発言です。
自分も若く素直に気持ちを伝えられず、かなり遠まわしな言い方でしたが、
もっと単純に「好きだから、ずーっと一緒にいて下さい」って言えば、
ちゃんと気持ちが伝わったのかも知れません。
遠い昔のことですけれども、誤解されて別れることになったのであれば、
我ながら馬鹿だなと思います。

もっとも誤解などなく、単純にふられたのかもしれませんけれども。

2007年9月24日月曜日

電車からの風景

夜の電車から外をみると、
マンションのリビングスペースが見えます。
覗きみたいでやらしいですが、とにかく見えます。

僕の私見ですが、
電車から見るマンションの一室でどうしようもなく、
ミスマッチなインテリアばかりです。
建築が悪いのか住む人にセンスがないのか分かりませんが、
雑然と家具が置かれ、蛍光灯がすみずみまで照らし、
幸せそうな雰囲気なんてちっとも感じません。

たぶん、建築が悪いのでしょう。
どんな人が住んでも様になる共同住宅のデザインとはいかなるものでしょうか。
ただかっこいいだけでは、誰が住むか分からない共同住宅を
裕福な空間にすることはできないでしょう。

これから考えるべきことがひとつ増えました。

2007年9月23日日曜日

芸術脳



芸術脳を読みました。
特に記憶に残ったことが二つ。
ひとつは、天野祐吉さんとの対談から
「批評というのは対象をけなすことじゃなくて、基本的に対象をほめる行為だと思っているんです。ただ、ほめ方がどうその対象の本質につながっているかが問題だと思っている。作った人が「ここがいいでしょう」って得々している部分をほめたってしょうがない。そうじゃなくて、作り手が「えっ!おれってこんなことまで考えて作ってたっけ!」ってびっくりするような部分まで掘り下げてほめてあげなきゃ批評する意味がない」っていう部分と
二つ目は、
「創造的先送り協会っていうのが、アメリカに最近できたらしいんですよ。大抵の問題は先送りしていくうちに解決するんだから、それはつまりその大抵の問題はやらなくてもすむなんだって主張している人たちがでてきた」って部分です。
前者は、ものの見方についてとても示唆的で実践すべきことだと思いました。
作り手が気づいていない部分に気づくのはとても大変なことだけれども、
富に建築についてはそういう意識で見ることを心がけます。
後者は、そのまんまゆるい感じが好きです。

2007年9月13日木曜日

グッドデザイン賞

私が携わったプロジェクトがグッドデザイン賞の2時審査を通過しました。
とても苦労をしたプロジェクトだったので、かなり誇らしいことです。

サウスバウンド


奥田 英朗さんの小説です。
正しい個人主義の理想形を垣間見た気がします。
個人が自分の考えを持ち、
無欲でいれば、
国や法律は、いらないような気にさせてくれます。
しかし、無責任に理想を語るのではなく、
でも、人口が増えて人が集まるとそうはいかなくなることも
最後に為政者側が勝つことで
現代の社会を批判しながらも見つめなおしています。
どうすれば、南の島のようなみなが助け合い、
仲良く暮らす社会が作れるのでしょうか。
この本を読んで、僕も南の島での暮らしに憧れを持ちました。
人の温かさを感じで暮らすことはとても幸せなことだと思います。

2007年9月4日火曜日

アサッテの人

今年上半期の芥川賞受賞作です。
アサッテについてのお話です。
アサッテとは、まさにアサッテです。
小説の中の作者が小説について解説しながら、
その小説が進んでいきます。
小説の中の作者のおじの
アサッテ的な言動についての小説です。
人は誰でもアサッテ的な行動をとるものだと思っています。
少なくとも自分は誰も見ていないときに
確かにアサッテ的行動をとります。

小説をかなり長い時間で分断して読んだので、
深いところは分からずじまいでした。

2007年9月3日月曜日

山中千尋


山中千尋の新譜を購入しました。

今はなき、福岡のブルーノートに彼女のライブを見に行ったことがあります。

小柄な体格なのに、力強い演奏でした。

エヴァンゲリオン新劇場版

エヴァンゲリオン新劇場版を見ました。
テレビ放映時の前半部分の総集編、
もっと直接的に分かりやすくストーリーに変更されているように感じました。
もう10年も昔のアニメにも関わらず、老若男女が映画館を埋め尽くしていました。
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