2006年12月30日土曜日

打撃投手

打撃投手」という本を読みました。
知り合いの野球選手が先ごろ、現役を引退し打撃投手になりました。打撃投手という仕事は、練習の時に投げるということは分かっていましたが、詳しい仕事の内容は分かりません。そこで、この本を読んでみました。

打撃投手の仕事は、やはり練習の時に投げる投手です。そこは、間違っていませんでした。しかし、かなり奥深く打者に気持ちよく打ってもらうことを要求されます。僕のイメージでは、試合と同じように難しい球を投げて練習するのかと思っていましたが、
そうではなく、打者の調子を上げるためにとにかく気持ちよく打たせるための投球をする必要があるそうです。
これは、結構職人にならなくてはできないようで、打者の好みや調子を見て、投げる球や投げる間隔を調整しなくてはなりません

打 撃投手は裏方の仕事です。今まで現役で打者を抑えることだけを考えてた人が、今度は、打者に気持ちよく打たせる仕事をします。投手としてのプライドを捨て る必要があり、それが難しいようです。一般的な社会では裏方から表に出て、終わることが多いように思います。僕も今は裏方ですが、数年後には表に出て行き ます。でも、打撃投手は現役時代に活躍した人もいます。そんな人が裏方に回ることを決断することは難しいことだろうなと思います。

「打撃 投手」の中には、王さんや長嶋さんといった人たちも登場します。活躍している選手に共通していることは、裏方さんへの気配りができているということのよう です。成功したから気配りができているのか、気配りができているから成功したのかはわかりませんが、兎に角、かなり大物になっても、打撃投手にきちんと礼 を尽くしていたそうです。

何事も1人では成功しません。協力していただいている方や関わっていただいた方には、きちんと礼を尽くした付き合いをしていきたいものです。

2006年12月24日日曜日

メリークリスマス

今日は、クリスマスイブです。
キリスト教徒でもないですが、
日本国では恒例行事となってしまっています。
そこに憂いを感じる方は是非、下記サイトを一度見て下さい。
そのサイトの名は、「メリシャカ!」です。
メリーお釈迦様。
信仰は厚くなくとも、仏教徒ですのでこちらの方がしっくりくるのではないでしょうか。
サイトは、若きお坊さんが作っていたと思います。

2006年12月21日木曜日

だから構造家は、楽しい。

某有名建築構造事務所の元スタッフ(ブログ旧称:南青山で働く番頭さんのblog)で独立された方のブログです。構造家の視点から見る建築の解説や現場や設計の様子がアップされています。

2006年12月18日月曜日

福岡アイランドシティーフォーリーワークショップ


先日、福岡アイランドシティに建築予定のフォーリーの公表会に参加しました。
土で出来た円盤状の固まりが地面から浮き上がった形態をコンセプトにしています。円盤状の塊には、様々なサイズの空間が穿たれて多様は空間を構成しています。
基本設計段階は公表会でひとまず終了し、今後は実施設計に入っていきます。
完成は、来年の秋頃になります。

2006年12月12日火曜日

NEC ecotonoha[エコトノハ]

ネット上の木にメッセージを書き込むとメッセージが葉っぱとなり、ネットの木が生長sていきます。100メッセージ毎に1本も現実の木を植えるエコプロジェクトです。
ビジュアル的にも綺麗です。
NEC ecotonoha[エコトノハ]

2006年12月10日日曜日

脳に関する本その2


脳に関する本 第2弾は、「脳のからくり」です。
この本は、適切は比喩を交えたやさしい脳の解説書です。
本 の中盤にニューラルネットワークというという言葉が出てきます。要は、脳のネットワークの仕組です。ニューロンのネットワークということになります。コン ピュータのような単純なデジタルな繋がりではなく、シナプスの量が増えたり減ったりすることで答えを出すことができるようなネットワークだそうです。つな がりの程度を微調整できるということは学習能力を持つことができるということです。間違った場合は、量を調節して再チャレンジを繰り返し、最終的な答えに たどり着くことができます。
僕の知っているネットワークは繋がっているか繋がっていないかという基準でしか判断していなかったように思います。繋がりの量を調整できるネットワークはかなり画期的だと思います。
この本では「ペンローズの量子脳」というものが紹介されていました。脳が意識を生み出す仕組みは、量子のように確率でした答えが出せないことだという仮説です。
逆に「驚異の仮説」というものもあり、こちらは人はニューロンの塊に過ぎないのだから、意識だって計算できます。という仮説です。どちらの説もまだ証明されていないそうです。

2006年12月4日月曜日

脳に関する本


脳ブームが到来し、脳に関する本を2冊読みました。
1冊目は、「脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?」です。 脳に関わる事例を解説していき、その中で最新の研究成果のさわりを教えてくれます。
こ の本の中で心に残った文章は、 人間の脳は体に見合った能力しか使っていないというくだりです。ちなみに、脳の10%で人間の体くらいなら自由にコントロールすることができると考えられ ているそうです。体を鍛えたり、厳しい環境に自分を置くことで脳は使っていなかった部分を使い出すようなイメージのことを書いています。体といってのその 延長である道具や車などの乗り物なども含まれてきます。F1ドライバーなんか時速300キロで走る車を手足のように扱うのだから、その分のは進化している のだろうと思います。そうやって考えると、住宅も体の延長のようなものなので、脳の進化に一役買えるのかもしれません。
他にも「海馬」「ストレス」「アルコールと脳」「年齢による脳の能力の低下」「睡眠」「脳波」「アルツハイマー」「ニコチン」など様々事柄と脳の関係性について書かれています。
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