2006年6月26日月曜日

天使と悪魔

「天使と悪魔」を 読破しました。ワールドカップの関係でなかなか読み終わらなかったのですが、無事に読み終えました。「天使と悪魔」は、「ダヴィンチ・コード」のシリーズ 第1作です。因みに、「ダヴィンチ・コード」はシリーズ2作目です。読み物として、「ダヴィンチ・コード」よりもエキサイティングで面白かったです。物語 の前半ではローマの名所がたくさん登場するので、ローマに行ったことがある僕は、とても懐かしく昔の旅行のことを思い出せるというメリットもありました。 物語の主題は、科学と宗教の関係についてです。登場人物の一人が、「科学では技術は教えるが倫理を教えない。宗教は技術を使うための倫理を教える。」的な ことを言っていました。これは一理あるなと思います。またある登場人物は、「人のエネルギーの中に神はいる。」と言っていました、言い換えれば、何かに向 かってひたむきに真理を探究することは自分の不安を打ち消し、安らぎを与えてくれる的な意味だと思います。宗教について深く考える契機になる本かもしれま せん。

0 件のコメント:

Template Design: © 2007 Envy Inc.