2006年8月3日木曜日

10+1

10+1の福岡オリンピックのプレゼンテーションの部分についてです。
コンセプトの柱は博多湾です。
博多湾という地形的な特性を最大限利用している点を強調しています。
なぜだか分かりませんが、将来的には福岡はベネチアみないになるそうです。
福岡を知るものとして実感は全然わきません。がそうらしいです。
(石山修も同意してました。)
オリンピックの計画自体は、博多湾岸に競技場を配置し、
船で移動をオリンピック動線のメインに据えて、生活動線と区別すること。
最近開発された大型の船舶(内部にコンペンション施設や体育館などがあるくらいでかい)を
選手はマスコミのホテルとし、ホテルの建設を行わないこと。
また、東アジア地区にある国際空港まで飛行機で選手がやってきて、
そこからは船に乗ってやってきて、そのまま宿泊することも練習することもできる。
前回の「東北アジア共同の家をめざして」はこの部分で少し振れられていただけです。
おそらくは深い意味があるのでしょうけれども、深読みはしていません。
最後に、一つ一つの施設を今までのスケールよりも大きな物を作ることで
よりフレキシビリティの高いたてものとするということみたいです。
例を挙げると、バスケットコートが20面くらいとれる体育館みないなものだと思います。
最後のやつは、かなり眉唾ものです。大きければ良いというものではないでしょう。
計画の全体像を知ってみて、僕は結構面白いことが起きるのではないかと思います。
ベネチアほどになるかは疑問ですが、水際の都市として成立することは
観光資源として有効だろうし、東アジア圏との交流を海路でおこなうことが可能になり、
コストの安い物流の場が生まれ、経済の活性化も行われる可能性はあります。
そんなわけで、僕は比較的肯定的に見ています。

0 件のコメント:

Template Design: © 2007 Envy Inc.