「蟲師」(漫画)を読みました。
不思議な現象を蟲という生物?ですべて説明可能としています。
とてもおもしろい漫画です。
日本において、漫画の地位はもっと上がるべきだと思います。
サブカルチャーとしてはかなり評価が上がっていますが、
あくまでサブカルチャーの範囲内です。
漫画から学ぶことも多ですし、日本の漫画は哲学的でもあると思います。
アメリカの漫画は、勧善懲悪ですべて事が済んでしまいますが、
日本の漫画はその先があるから面白いのだと思います。
「蟲師」に関しても、蟲という名称のものは人にとって良いものにつける名ではないように、
物語の中でも実際、良いものとしては描かれてはいません。
しかし、主人公は悪だからといって存在を消すのではなく、
悪は悪なりに生かしておいたりします。そこが日本的です。
庭に関する日本人の考え方も自然との共存を目指し、
決して支配ではないという思想にも通じるところがあるように思います。
その感覚を漫画で学ぶことが可能です。
「蟲師」は面白い漫画ですので、是非読んでみてください。
中島潤のブログ
About Me
- 中島潤
- 北九州市, 福岡県, Japan
- 建築家志望です。 福岡出身→熊本→北九州→東京(予定)
Blog Archive
リンク
はてなリング
はてなリング2
Template Design: © 2007 Envy Inc.
0 件のコメント:
コメントを投稿