2007年1月15日月曜日

青葉の家オープンハウス

オープンハウスに行って参りました。
久しぶりに他事務所の作品を見ることが出来、大変刺激的でした。
















住宅地での周囲との関係性について、考え抜かれた案との印象です。
密集した住宅地のため、外周には大きな開口部を設けず、ハイサイドライトライトを設け、室内に光を取り入れています。この特徴的なハイサイドライト部分を門型のRCの構造体組み込み、門型RCからキャンティで床を持ち出すような構成となっています。















夜には、ハイサイドライト部分から周囲に光が漏れて違った表情になります。
グランドレベルに面する開口部は、玄関のみとなっているため、防犯性もかなり高いです。
住宅密集地では重要な点だと思います。













































内部は空間は、リビングスペースを中心にRC門型構造により、ダイニング・キッチン、室2、トイレ浴室と仕切られています。仕切られてはいますが、建具も かなり大型のため、ほとんど一室空間的であり、ハイサイドライト部分の光を共有しているためかかなり一体感のある空間でした。


住宅密集地での住宅のあり方として必要な条件を、門型のRCフレーム4つとハイサイドライト、宙に浮いている床との組み合わせにより、バランスよく解決している建築でした。
内部にもRCフレームにより、一室空間に程よい距離感が生まれていました。

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