2006年12月10日日曜日

脳に関する本その2


脳に関する本 第2弾は、「脳のからくり」です。
この本は、適切は比喩を交えたやさしい脳の解説書です。
本 の中盤にニューラルネットワークというという言葉が出てきます。要は、脳のネットワークの仕組です。ニューロンのネットワークということになります。コン ピュータのような単純なデジタルな繋がりではなく、シナプスの量が増えたり減ったりすることで答えを出すことができるようなネットワークだそうです。つな がりの程度を微調整できるということは学習能力を持つことができるということです。間違った場合は、量を調節して再チャレンジを繰り返し、最終的な答えに たどり着くことができます。
僕の知っているネットワークは繋がっているか繋がっていないかという基準でしか判断していなかったように思います。繋がりの量を調整できるネットワークはかなり画期的だと思います。
この本では「ペンローズの量子脳」というものが紹介されていました。脳が意識を生み出す仕組みは、量子のように確率でした答えが出せないことだという仮説です。
逆に「驚異の仮説」というものもあり、こちらは人はニューロンの塊に過ぎないのだから、意識だって計算できます。という仮説です。どちらの説もまだ証明されていないそうです。

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