2007年5月30日水曜日

がんのウソと真実 医者が言いたくて、言えなかったこと

最近、がんという病気を身近に感じ、「がんのウソと真実」という本を読みました。一昔前に比べると、がんの治癒率は上昇し、5年後の予後は50パーセント程度まで上がっているのだそうです。それでも、がんを告知されるということは、近い将来に死が近づいているということには変わりないのではないのだと思います。とりあえずは、直っても一度がんになったということは、いづれ再発する可能性が高いということだからです。
基本的には、末期がんや高度進行がんを告知された場合にどのようにして余命を過ごすべきかについて書かれていました。ある意味で死を宣告された時にどのようにして死を受け入れ、余生を過ごすかは大きな問題です。かなり多くの人ががんで亡くなっていることを考えると人事ではないのです。死期が近づいた時に、何か1つでも自分がやりたかったことを成し遂げていれば、死に対する許容力は上がるのかもしれません。
しかし、若くしてガンになるということは、周りの人に少なからず悲しい思いをさせてしまします。いくら自分は自分の人生にくいがなくても周りの人は心配し、悲しむのです。
僕は親しい人に心配を掛けたり、悲しい思いをさせたくないので、とりあえず、タバコをやめてみました。自分にできる範囲で健康には気をつける必要があります。そうすれば、後は死ぬまでにやるべきことをやるだけです。

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