2006年5月19日金曜日

オープンソース

前回の続きです。
WEB進化論では、ソフトのオープンソース化についての考察が書かれていました。
これを建築にどう応用できるかを考えてみます。
単純な話では、納まり等の情報をフリーにすることが考えられます。
フリーな情報を議論の場にあげて、より高度な納まりにみんなでバージョンアップさせる。
これは、オープンソースのソフト、LINAXと同じ考え方です。
技術的な面では、オープンソース化することは容易な気がします。
デザイン面で、オープンな情報の交換からより
優れたデザインを作り出すことは可能でしょうか。
アノニマスに情報をオープンにすることでのデザインの昇華は、
まだ成功例は無いかと思います。
関係者間での情報の公開による、デザインの昇華は現在も存在します。
次のステップとして、思考の過程を関係者間で共有することで
問題意識の共有化が明確になり、よりよい建築に行き着ける可能性を感じます。
思考の変遷を時系列に並べ、関係者が共有するシステムをweb上に構築することで
webの可能性を建築に取り込むことになるかもしれ

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