2007年2月25日日曜日

ひとり日和

ひとり日和」を読みました。芥川賞くらいは、とりあえず読んでおこうと思い、ここ5年分くらいは読んでいます。今回の「ひとり日和」は、驚くほどに平凡な設定でした。人との関係をどのように持つことが自分にも相手にも良いのかということが主題なのだろうと思います。すごく共感を持てるところがありました。登場人物すべての人の心理描写がうまくて、それぞれの人に感情移入できる作品です。






出版社/著者からの内容紹介
人っていやね......人は去っていくからね。
20歳の知寿が居候することになったのは、 母の知り合いである71歳・吟子さん
の家。
駅のホームが見える小さな平屋で暮らし始めた私は、キオスクで働き、
恋をし、吟子さんとホースケさんの恋にあてられ、少しずつ成長していく。
選考委員が絶賛した第136回芥川賞受賞作。

著者について
1983年、埼玉県出身。2005年「窓の灯」で第42回文藝賞を受賞し、デビュー。
2007年、『ひとり日和』で第131回芥川賞を受賞する。

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